環境地質学研究室 (Laboratory of Environmental Geology)

研究室の活動
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活動

九州巡検 (11/14-11/17)

11/14-11/17の日程で大竹先生、Sariさん、菅原さん、松川、大門の5人で九州(大分、宮崎、熊本)に巡検へ行ってきました。

初日は大分県の姫島ジオパークへ行ってきました。ジオパークの職員(大竹先生の元同僚)である堀内さんにジオパークの案内・解説をしていただきました。姫島ジオパークでは多くの露頭観察をすることができ、地質的にとても興味深いものをみることができました。

 

コンボリュートラミナの露頭

 

黒曜石と菅原さん

二日目は国東半島の海岸沿いで砂鉄のサンプリング、十文字展望台から別府-島原地溝帯の観察を行い、別府温泉に宿泊しました。

 

三日目は槇峰鉱床の露頭観察、宮崎県の高千穂へ行ってきました。

 

槇峰鉱床の露頭観察

 

宮崎県高千穂のきれいな柱状節理

 

四日目は阿蘇に行きカルデラを観察することができました。

 

今回の九州巡検によって九州地方の成り立ち、北海道との地質の違いを理解することができました。

九州はご飯もおいしく、温泉もさいこうでした!!

 

最後に今回の巡検を企画して頂いた大竹先生、姫島ジオパークで案内して頂いた堀内さんに感謝致します。

(文責:大門)

 

森地熱発電所見学(10/18-10/19)

10/18-10/19の日程で佐藤先生、西木さん、金田、Samiの4人で北海道電力森地熱発電所に見学へ行ってきました。

発電所までの道中では綺麗な紅葉もたくさん見ることができました(感動のあまり写真を撮るのを忘れてしまいました。)

到着後は北海道電力の方から森地熱発電所についての説明を受けた後に、発電施設の見学を行いました。

説明の中では、森地熱発電所及び地熱発電所についての概要や、現在森地熱発電所が直面しているスケール問題(熱水中の成分が鉱物として析出する問題)についてお話していただきました。

 

 

冷却塔。冷却塔の一部には松の木が使われているそうです。

 

 

生産した蒸気で回転させる蒸気タービン。隣に発電機が設置してあります。

 

手前のやぐらのような構造物が地下から熱水をくみ上げる生産井です。

 

こうした地上配管内に固形物が付着するスケール問題が問題となっています。

 

実際に地熱発電所を訪れるのは初めての経験でしたが、設備の見学や発電所の方のお話などとても勉強になりました。

このような機会を提供して下さった北海道電力森地熱発電所の皆様に感謝致します。

(文責 M2金田)

 

 

 

北海道道南部巡検

7月に大竹先生、大友先生、菊池先生、Roithさん、菅原さん、大門、西塔、石渡、松川で北海道仁木市の旧大江鉱山、上ノ国町旧桂岡鉱山にフィールド調査に行ってきました。

自分にとって初めてのフィールド調査であり、生で鉱山を見る機会を得ることができ(旧鉱山ではありますが)とても貴重な経験をすることができました!

 

初日は車で移動し、仁木市旧大江鉱山にて炭酸マンガンを含む鉱脈型鉱床の観察、鉱石採取を行いました。主にマンガンの採掘がおこなわれていた鉱山で、マンガンは主に菱マンガン鉱として存在しており、実際に現地でも観察することができました。

 

二日目は上ノ国町桂岡鉱山にて私の試料であるスカルン鉱床の鉱石を採取しにいきましたが、当日の悪天候、鉱山までの通路が通行止めとなっていたため鉱山には入れませんでした。付近の川で鉱石を探しましたが見つからず、残念ながら鉱石採取は断念することとなりました…

 

 

今回のフィールドワークの道中、様々な露頭を観察することができました

寿都町で観察した水冷破砕岩

乙部町鮪ノ岬で見られる柱状節理

 

北海道道南部は火山活動の痕跡が残っている露頭が多く、それらを観察することによってかつてマグマがどのように噴出し、その後どのような影響を受けて現在みられる岩石になったのかを理解することができました!

 

最後に、今回のフィールドワークを企画してくださった大竹先生、同行してくださった大友先生、菊池先生、本当にありがとうございました!

 

 

(文責:松川)

 

 

 

 

 

 

 

 

宮崎フィールド調査(5/10~5/12)

5/10から5/12まで、佐藤先生・ロジーさん・西木さん・勝又の四人で、宮崎県のえびの市にある硫黄山へフィールド調査に行ってまいりました。

 

硫黄山では山から発生する酸性溶液に対してのパッシブトリートメントを行っており、私の研究分野に近く、また初めてのフィールド調査ということで非常に有意義なものになりました。また、現地で佐藤先生の元教え子であり、宮崎大学准教授でもあります伊藤健一先生、そして国土防災技術株式会社さんに硫黄山並びに小規模な処理場をご案内いただきました。

 

5/10の夜に伊藤先生にホテルまで送迎していただき、宮崎市内に一泊しました。このご時世で飲食店はほとんどしまっており各々の部屋で一夜を過ごしました。

翌日、現地近くの道の駅にて伊藤先生、そして硫黄山で現地で作業していました国土防災株式会社さんと合流をし、硫黄山の噴気孔周辺を見学、サンプリングしました。3年前に噴火したばかりということで、黄色の水を噴出させながら煙を上げており、まさに生きている山という感じがしました!

そして国土技術防災さんが管理している処理場も見学しました。水処理場でもサンプリングを行い、見学を終えたところで雨が降ってきました。実は見学場所であるえびの高原は年降水量の日本記録を持つ名所でもあります。たちまち雷を伴った土砂降りとなり、急いで撤収しました。

旅館に一泊して翌日は車内から菱刈鉱山を見学、また青島にある鬼の洗濯岩にも訪問しようとしましたが梅雨入りの大雨で断念。とはいえ空港で現地の美味しいご飯を頂いて帰ることができました。

たくさん貴重な機会をして帰ることができました。これから本格的にサンプルを用いての研究が始まりますが、非常にワクワクしています。

最後に、伊藤先生並びに国土防災の方々、ご協力本当にありがとうございました。

PS.昨年度の卒業生の室伏さんも元気そうでした!また機会あればよろしくお願いします。

追いコン(2/12)

2月12日に追いコンが開催されました。

今回は初めてオンラインでの開催となりましたが、たくさんのOB・OGの方が参加してくれたので例年通りのとても盛り上がった追いコンとなりました。

ブレイクルームセッションでお酒がほどよく体に染み渡ったタイミングで、卒業生からのお言葉と後輩からのプレゼントが渡されました。最後に先生方からの卒業生へ向けた暖かいはなむけの言葉で締めて頂きました。

先生方、OB・OGの方からたくさんのお酒を頂きました。おいしいお酒をありがとうございました。

 

残念ながら追いコンに参加できなかったPhiriさんには後日、GReeeeNの「遥か」をBGMに無事プレゼントを渡すことができました。

 

 

卒業される方々、どうぞこれからもお元気で!

 

(文責 M1 金田)

公開論文説明会・修論発表・卒論発表

1月末から先週にかけて公開論文説明会・修論発表・卒論発表が行われ、合計13名が発表に臨みました。

 

公開論文説明会(1/29)

公開論文説明会は工学部のホームページにも載るくらいスゴイやつです!

 

Cryton Phiri

Understanding of geochemical partitioning and surface complexation modeling of heavy metals during treatment of mine drainage for green mining: Case study of the Zambian Copperbelt (グリーンマイニングのための廃水処理中の重金属分配の理解と表面錯体モデリングーザンビア国カッパーベルト地帯を例にー)

 

戸田賀奈子

Key factors affecting the pozzolanic reaction of steel slag-dredged soil mixtures -From inorganic and organic perspectives- (浚渫土-製鋼スラグ混合土のポゾラン反応の鍵となる影響因子 -特に無機・有機の観点から-)

 

圧巻の40分のプレゼンテーション&20分の質疑応答でした。

これぞドクター!というのを見せつけてくれました。

3年間本当にお疲れ様でした。

 

卒論発表(2/2)

 

発表前、女性陣は余裕そうですね。

 

佐野 翠

福島に中間貯蔵されている汚染土壌を用いたジオポリマーの作製と設計

 

堀内 美里

山形県月布鉱山産ベントナイトのセメンテーション

 

藤村 竜也

様々な鉄ーベントナイト界面における相互作用

 

浅井 春菜

瀬戸地域における堆積性カオリン鉱床下部のカオリン質サプロライト構成鉱物の産状

 

菅原 あすか

低温蛇紋岩化反応による水素生成: かんらん石中の流体包有物由来の検討

 

野並 亨祐

沖縄トラフごんどうサイト産海底熱水鉱石に含まれる溶解性鉱物の同定

 

緊張から解き放たれました。お疲れ様でした。

先生方と1枚

 

修論発表(2/4)

 

ドキドキ

 

ソワソワ

 

サムズアップ

 

佐久間 祐樹

Formation and characteristics of the precipitates in Fe2+-SiO2-H2O system

 

照井 勇陽

Nickel concentration in ultramafic rocks from the Latowu area of Sulawesi, Indonesia

 

島居 大貴

ザンビア共和国カッパ―ベルトチンゴラ地区における廃水処理とスラッジからの金属回収の最適化のための地球化学モデリング

 

室伏 文佳

ミャンマーの高品位ニッケルラテライト鉱床形成における風化生成物の重要性

 

雨宮 弘樹

32億年前に堆積した南アフリカ・バーバトン緑色岩帯ムーディーズ縞状鉄鉱層に産する有機物の起源

 

良い笑顔ですね! 当日まで研究室に3泊したとは思えません!

 

 

右の人は発表終了後に壁紙を「自由の女神」に変えてました。遺憾ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

市田さんも同期の発表を見るために遥遥駆けつけてくれました。愛ですね。

 

2年間お疲れ様でした&お世話になりました。

皆さんの社会でのご活躍と、たくさんの差し入れ&お土産? 研究室一同期待しております。

 

 

(文責M1金田)

月布フィールド調査(11/30-12/2)

11/30-12/2に佐藤先生・菊池先生・ロジーさん・藤村くん・浅井さん・堀内で、山形県大江町の鉱山へ、フィールド調査に行って参りました。

 

ベントナイトは私と藤村君の卒業研究のテーマであるので、終始興奮が止まらないフィールド調査となりました。

 

11/30の夜移動をし、まずは仙台のホテルで一泊しました。

こんなご時世ですので飲みに行きたい気持ちをぐっとこらえ、各々各自の部屋で過ごしました。浅井さんにサウナと水風呂の良さを知ってもらえて嬉しかったです。

 

12/1に、クニミネ工業株式会社様の伊藤さんと合流し、ベントナイトが採掘出来る土浮山・川崎鉱山のフィールド調査を行いました。

土浮山ではメノウの脈が入ったベントナイトを採掘でき、川崎鉱山ではクリストバライト(恐らく…)が多く含まれているベントナイトを発見したりと、今後の分析が楽しくなるものでした。

私は今回が初サンプリングでGPS・カメラなどの手際が非常に悪くご迷惑を掛けてしまいましたが、フィールド調査になれてらっしゃる皆様に大変助けられました。

スケールの大きさにびっくりしました…!

 

川崎鉱山でパシャリ。運動神経の差が如実に表れた写真ですね。

 

その日には他にも、ベントナイト製造工場の見学をさせていただきました。実際に掘っていたベントナイトが製品になるまでの過程を丁寧に教えていただきました。

12/2には遂に、私の卒論のタイトルにも含まれる月布鉱山のフィールド調査に行きました。上手くサンプリング出来るか心配で7時間しか眠れませんでした。

月布鉱山は日本で唯一ベントナイトの坑内掘りをしている鉱山で、実際に私たちもヘルメットと防塵マスクを付け坑内に入れさせていただきました。

想像以上に沢山のサンプルを採取させていただきました。(20個弱…)

藤村君がハンマーのプロになっていました。ありがとう。

 

サンプル採取がおわった最後の最後「女性陣は迎えが来るから15分くらい待っていてね~」と男性陣が先に上って行き、ロジーさん・浅井さんと坑内に取り残されました。

手元のライトを消すと真っ暗になる状況が楽しく、写真撮影大会を開いていました。

どんな場所も絵になるロジーさん、素敵です。

 

いよいよやることが無くなりかすかに絶望を感じていた時、車で向かえに来てくださり本気で嬉し泣きをしそうになりました。

地上にあがると伊藤さんからノジュールを頂きました。たたき割ると中には化石が入っているみたいです。

まさに自然が作り出したタイムカプセルですね…。素敵です。

 

そんなこんなで沢山の貴重な体験をさせていただき、月布フィールド調査は終了しました。

残り2ヶ月、悔いのないように卒業研究を進めたいと思います。

調査に同行して下さった皆様、クニミネ工業株式会社の皆様、ありがとうございました。

 

p.s  現地で食べるご飯・・・すべて最高でした!ぐっじょぶ!!

 

(B4堀内)

卒論中間発表会(11/11&11/13)

卒論中間発表ブログ

 

11月11日と11月13日に卒論の中間発表会がフロンティア棟のレクチャーホールにて行われました。コロナ禍で例年とは異なり、5分間の口頭による発表会でした。環境地質学研究室からは学部4年生の6名が発表しました。

 

浅井 春菜 「瀬戸地域における堆積性カオリン鉱床下部のカオリン質サフロライト構成鉱物の産状」

途中頭が真っ白になってしまったと言っていましたが、菊池先生のアシスト?もあり、無事に最後まで乗り切りました!

 

菅原 あすか 「低温蛇紋岩化反応による水素生成:かんらん石中の流体包有物由来の検討」

大竹先生絶賛の響くいい声と発表練習の成果がでた素晴らしい発表でした!

 

野並 亨祐 「沖縄トラフごんどうサイト産海底熱水鉱石に含まれる溶解性物質の同定」

最初にスライドショーにするのを忘れたまま発表してしまうハプニングがありましたが、それでも焦らずしっかり発表ができていました!

 

堀内 美里 「山形県月布鉱山に産するベントナイトのセメンテーション作用」

前日に20回以上練習したから余裕と言っていた通り、堂々としたアナウンサーみたいな聞き取りやすい発表でした!

 

佐野 翠 「福島に中間貯蔵されている汚染土壌を用いたジオポリマーの作成と設計」

発表練習の時に、「実験した写真をもっと載せたほうがいい」とコメントがあり、それを反映させていました。苦労して何度も実験したことが伝わる発表でした!

 

藤村 竜也 「鉄-ベントナイト界面における相互作用」

緊張するので私の顔見ながら発表しますと言っていたのに、一回も目が合いませんでした。悲しい。でも発表練習の時より緊張していなさそうでよかったです…!

 

皆さん練習したことや、これまでやってきたことがしっかりと伝わる素晴らしい発表でした!お疲れ様でした!

 

全員の発表が終わった後には、研究室のメンバーから先生方への誕生日プレゼントがありました。お誕生日おめでとうございます!4年生が中心となって企画してくれました。ありがとうございます!

 

 

(文責M1松居)

修論中間発表会(11/18&11/20)

11/18&11/20に修論発表会が工学部オープンホールで行われました。環境地質学研究室からは修士2年生の5名が発表しました。

 

室伏 文佳 「ミャンマーの高品位Niラテライト鉱床形成における風化生成物の重要性」

 

照井 勇陽 「インドネシア・スラウェシ島ラタウ地方に産する超苦鉄質岩体中のニッケル濃集」

 

島居 大貴 「ザンビア共和国カッパーベルトチンゴラ地区における廃水処理とスラッジからの金属回収のための表面錯体モデリング」

 

佐久間 祐樹 「Fe2+-SiO2-H2O系における沈殿相の生成とキャラクタリゼーション」

 

雨宮 弘樹 「32億年前に堆積した南アフリカ・バーバトン緑色岩帯ムーディーズ縞状鉄鉱層に産する低熟成有機物の起源」

 

コロナ禍で例年とは異なる形式での発表でしたがM2の皆さんお疲れ様でした。

市田さんも喜んでいると思います。たぶん。

 

 

 

(文責M1金田)

「瀬戸フィールド調査(7/30-8/1)」

7/30-8/1に愛知県瀬戸市の鉱山へ菊池先生とフィールド調査へ行って参りました。

現地では産総研の高木先生と合流し、カオリン質粘土の採掘を行っている暁鉱山、ガラス原料の採掘を主に行っている陣屋鉱山へ伺わせていただきました。

 

先生と一緒に現地へ行く予定だったのですが、たまたま前日に両親が北海道旅行へ来ていたため両親と同じ飛行機で帰ることになりました。

空港へ着くや否やその湿度と暑さに絶望しました…明日のフィールドもつんか…

 

まず最初に伺ったのは自分の研究している鉱床のある暁鉱山です。ここの鉱床は約1000万年前に形成されたものだそうで、採掘された粘土は瀬戸の伝統工芸品である瀬戸焼の原料として使用されています。現地では高木さんが鉱床について詳しく説明してくださり、論文を読むだけではイメージできていなかった部分に対する理解を深めることができました。

 

 

案内してくださった暁鉱山の方々は暑そうにしている私たちに冷たい飲み物を差し入れしてくださいました。何から何までありがとうございました…。おかげで無事に必要なサンプルを集めることができました。

 

陣屋鉱山ではサンプリングはほとんど行わなかったのですが、栗元さんという方に鉱山全体を案内してもらい、鉱山の現状や問題点などについてのお話を伺うことができました。

鉱山は閉山に近づいていること、粘土も枯渇しつつ歩けれど陶芸家さんたちにその現状が知れ渡っていないこと、閉山後にかかる費用の問題など、自分の研究対象でこんなに問題が広がっていたことを初めて知り、自分の研究が何かしらの形で解決につながればいいなと感じました。

 

 

最後に、あまり関係ないですが空港近くで食べたカレーの写真を載せておきます(ほかに写真がなかったので…笑)

古民家を改装したお店で優しいお味の本場なカレーが食べられます。私の地元愛知にいらした際はぜひ!

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